enLife for Senior

総務省の2017年10月1日現在の人口推計の発表によると、総人口は前年より22万7千人(0・18%)減の1億2670万6千人で、7年連続の減少。65歳以上の高齢者は56万1千人増の3515万2千人となり、総人口に占める割合は過去最高の27・7%でした。

 総人口は1億2808万4千人だった08年にピークを迎え、11年以降は減少が続いています。15~64歳の生産年齢人口は前年に比べて60万人減って7596万2千人(総人口の60・0%)。

 身体機能や認知機能は若返っていて、東京都健康長寿医療センターの調査によれば、老化に関する指標である通常時の歩行速度を1992年と2002年で比較すると、男女とも11歳若返ったそうです。

 日本老年学会が2017年に、「65歳以上」とされる高齢者の定義を「75歳以上」にすべきだと提言しました。

 1965年には20歳から64歳の9.1人で65歳以上の高齢者1人の社会保障を支える「胴上げ型」でしたが、現在は2.1人で1人を支える「騎馬戦型」に、さらに2050年には1人が1人を支える「肩車型」の社会になると見込まれています。

誰でも齢を重ね、やがては高齢者になります。
シニアの方々をどのようなプロジェクトでエンライフしていくのが良いのか?
シニア層のエンジョイ生活化策を、高齢者のリスクを排除しながら検討してみましょう。

リスクには、病気、老い、孤立、失望などがあります。
その対策を、知る、防ぐ、治す、向上させる、という観点から考えてみます。

下表が、シニアを対象とした見守り体系のフレームワークになります。
この表からどのエリアをエンライフしていくべきかを検討します。

生き生きとした生き方(+の側面)には、パーティや学びや楽しみが不可欠です。
その前に障害を克服する生き方(-を減らす)サポート、ケア。
現在の生き方を知るというプロセスも必要です。
さらに生活上の緊急事態の対処も検討しておかなければなりません。

私たちは、生き方を向上させ、生きがいを持つ分野にフォーカスしたユニバーサルサービスを提供しようと考えています。 そのためには、知る、防ぐ、治すということを踏まえて活動しなければなりません。
健康で、若々しく、仲間と、希望を持って、という理想に向けた生き方を皆さんと考えていきたいのです。

 

老いと生活能力

ADL(日常生活動作能力)= 生活能力の評価の指標


1.基本的ADL
・歩行
・階段昇降
・食事
・排泄

高齢の方が自分の家で自立して生活するためには
基本的ADLが保持される、つまり、身の回りのことが
できることが最低限必要な条件です。

2.手段的ADL
・食事の支度
・買い物
・金銭の管理

生活能力が低下するとは、手段的ADLが衰えるということです。
従って、この手段的ADLを低下させないことが自立した生活能力の
維持につながるのです。 買い物をしたり、銀行でお金を引き出し
たりするなど手段的ADLが高く保たれていることが必要です。
手段的ADLとは社会に適応する能力ですから、これを低下させない
ためには社会と関わり続けるということが大切になってきます。


3.コミュニケーションADL
・意志の伝達
・情報の理解
 新聞を読み
 電話を利用し
 テレビを見て
 その内容を理解する能力