enLife for Senior

2012年10月時点の総人口に占める65歳以上の人口の割合(高齢化率)は24.1%に達し、世界一の超高齢化社会を迎えています。
1965年には20歳から64歳の9.1人で65歳以上の高齢者1人の社会保障を支える「胴上げ型」でしたが、現在は2.4人で1人を支える「騎馬戦型」に、さらに2050年には1人が1人を支える「肩車型」の社会になると見込まれています。

2017年の敬老の日の新聞に、「65歳以上の高齢者人口(15日現在)は推計で3514万人となり、総人口に占める割合が27・7%にのぼった。前年より57万人(0・5ポイント)増え、いずれも過去最高。90歳以上は初めて200万人を超え、206万人となった。」という記事が掲載されました。

誰でも齢を重ね、やがては高齢者になります。
シニアの方々をどのようなプロジェクトでエンライフしていくのが良いのか?
シニア層のエンジョイ生活化策を、高齢者のリスクを排除しながら検討してみましょう。

リスクには、病気、老い、孤立、失望などがあります。
その対策を、知る、防ぐ、治す、向上させる、という観点から考えてみます。

下表が、シニアを対象とした見守り体系のフレームワークになります。
この表からどのエリアをエンライフしていくべきかを検討します。

生き生きとした生き方(+の側面)には、パーティや学びや楽しみが不可欠です。
その前に障害を克服する生き方(-を減らす)サポート、ケア。
現在の生き方を知るというプロセスも必要です。
さらに生活上の緊急事態の対処も検討しておかなければなりません。

私たちは、生き方を向上させ、生きがいを持つ分野にフォーカスしたユニバーサルサービスを提供しようと考えています。 そのためには、知る、防ぐ、治すということを踏まえて活動しなければなりません。
健康で、若々しく、仲間と、希望を持って、という理想に向けた生き方を皆さんと考えていきたいのです。

 
 

老いと生活能力

ADL(日常生活動作能力)= 生活能力の評価の指標


1.基本的ADL
・歩行
・階段昇降
・食事
・排泄

高齢の方が自分の家で自立して生活するためには
基本的ADLが保持される、つまり、身の回りのことが
できることが最低限必要な条件です。

2.手段的ADL
・食事の支度
・買い物
・金銭の管理

生活能力が低下するとは、手段的ADLが衰えるということです。
従って、この手段的ADLを低下させないことが自立した生活能力の
維持につながるのです。 買い物をしたり、銀行でお金を引き出し
たりするなど手段的ADLが高く保たれていることが必要です。
手段的ADLとは社会に適応する能力ですから、これを低下させない
ためには社会と関わり続けるということが大切になってきます。


3.コミュニケーションADL
・意志の伝達
・情報の理解
 新聞を読み
 電話を利用し
 テレビを見て
 その内容を理解する能力